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2008年02月17日

豆腐ちくわの製造


非常に大豆の味が強い食べ物です。

本当に美味しいよ。


豆腐ちくわは鳥取県内でも鳥取市でのみ製造されている。いつごろからあったかについては詳しい文献がないため詳細は定かではないが、江戸時代末期にはすでに食べられていた。

岡山城の城主であった池田光仲が1648年鳥取城に転封になった時、領民に豆腐食を奨励したことがきっかけになっていると思われる。江戸中期には、すった豆腐を棒状にして細い竹につけ、加熱処理した「ちくわ豆腐」が登場している。そのころの鳥取藩では、藩の財政が貧しく、庶民の生活も質素倹約が強いられ、良い漁港が少なく漁獲高も少なかったことから魚を食べることさえ贅沢とされていた。僅かの魚も無駄にしないためにも考え出されたのが豆腐との混ぜ合わせだった。山村の多い鳥取では田んぼの畦に大豆が栽培され、豆腐の消費は比較的多かったことから豆腐を利用した食品として考えられたものと思われる。まさに質素倹約の生活の中から生まれた食品といえる。


製造
豆腐ちくわを最初に本格的製造したのは、鳥取市の「ちむら商店」である。

創業は、1865年?1868年まで遡ることができる。当初は板付きのものでそれほどおいしいものではなかったようだが、祭りや婚礼などの祭事に特別料理として食卓に登場している。

製造方法は「豆腐」と「魚肉のすり身」をしっかり練り合わせ、さらに弾力性の強化と味付けのために「塩」を加える。それを細い竹(現在ではアルミの棒)に竹輪状につけ、92℃?95℃の温度で約10分間蒸して造る。他の竹輪の多くは「焼く」ことによって製造するが、「蒸す」ことによって製造されるのが豆腐ちくわの特徴と言える。この点からも分類上「とうふちくわ」は「焼ちくわ」とは別の種類のものとして扱われている。

豆腐ちくわの製造は50年前までは、すべて手作業で行っていたが、現在では「練り」⇒「ちくわの形作り」⇒「蒸す」という一連の工程を機械で行っている。製造量は平均して1時間に1200本?1300本製造している。

豆腐ちくわは「豆腐」と「魚のすり身」を混ぜ合わせて造るが、その割合と魚肉の種類、加える「塩」の量は製造業者によって異なる。

最も多く生産している「ちむら商店」では豆腐と魚のすり身を7対3の割合で混ぜ、魚肉は山陰沖で獲れる地元産の魚を使用していたが、現在ではアメリカ産の白身魚を使用している。その他、4対3や1対1の割合で製造している業者もあるが、「豆腐」についてはどの業者も「木綿豆腐」を使用していることで共通している。


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